問題集から長文が消える 著作権で引用できず5月25日22時53分配信 産経新聞


 大学入試の過去問題集などで、国語の長文読解問題の一部が掲載されない異例の事態が起きている。評論などを執筆した作家から著作権の許諾が取れていないためだ。教育業界では「教育目的」という大義名分のもとで無許諾転載が慣例化していたが、著作権保護意識の高まりから、大手予備校や出版社などが相次いで提訴されており、引用を自粛する傾向も目立ち始めている。(小田博士)

 ■「赤本」も省略
 大学入試の過去問題を集約した世界思想社教学社(京都市)の「赤本」。センター試験の国語の問題集(平成21年版)の巻頭には「編集の都合上、以下の問題を省略しています。あしからずご了承ください」との注釈が記されている。作家3人から利用許可がおりず、9年度、14年度、18年度試験の現代文計3問で、問題文と設問がすべて省略されているのだ。

 18年度試験に使われた作家の別役実氏が掲載拒否したのを契機に、以前は掲載を認めていたのに態度を変えた人もいるという。

 駿台予備学校や河合塾のホームページでは、センター試験の問題文を掲載せず新聞社の特集サイトにリンクさせている。「著作権が理由であることは否定しない」(駿台広報課)。報道を目的とする新聞社のサイトは著作権許諾が不要のため、“間借り”することで訴訟リスクを避けている。

 ■「業界は無頓着」
 なだいなだ氏や谷川俊太郎氏ら約350人が名を連ねる日本ビジュアル著作権協会(JVCA)では、作家の著作権処理を仲介しており、これまでに大手予備校や出版社など計69社を提訴した。

 曽我陽三理事長は「教育業界は著作権に無頓着過ぎる。きちんと権利処理せずに経費を抑えるのは言語道断」と主張する。

 これに対し、大手予備校の担当者からは「近年は厳密に対処して使用料も払っている。引用を認めてくれない作家が増えれば、授業は成立しなくなる。不利益を被るのは受験生だ」と憂慮する声もある。

 ■題材は減少傾向
 教材に引用できる長文は減少傾向にある。JVCAから訴えられた河合塾などでは、模擬試験やテキストで同会員の文章を使用しないようにしている。東進ハイスクールも今年2月以降、ネット上の過去問から同会員の文章を削除した。

 昨春、43年ぶりに復活した全国学力テストにも影響が出ている。教育委員会や学校に配られる国語の解説書では、作家の文章を引用した問題文がいずれも省略された。解説書を編集する国立教育政策研究所では「営利目的ではないとはいえ、行政府が著作権法に違反するわけにはいかない」と話している。




国語の長文読解って今だに存在意義が見出せない。私の大っ嫌いなジャンル。
高校のとき、「○○・・・についての作者の気持ちを述べよ」とかいう問題があって、自分なりに作者の気持ちを書いたら、解答用紙にでっかく×がついてた。頭にきたから先生のところにいって

「なんでこれが×なんですか?私は・・・」

と自分がどうしてこう書いたのかの理由を話した。それは「模範」解答のような解釈は私にはできなかったから。

でも、そんときの先生は

「これが模範解答だから」

とその一言で私の主張を否定した、いや、無視した。

そりゃそうだ、模範解答が正解でそれ以外は×だ。そのための模範解答だ。
でも、自分の考えのどこが違うのかを教えることが「教育」じゃないのか?って思った。

それ以来、授業中でも私は「現代文」の教科書を一切開こうとはしなかった。

数学だって、答えを間違って解答通りに計算すれば正しいこたえは出るんだろうけど、自分の書いた計算式のどこの部分で解釈が違うのかを教えてくれなければずっと同じことをするし、数学だってただの暗記教科になるだろ、ってずっと思ってた。

まあ、私は数学の勉強なんて授業以外でしたことないけど・・・

それでも数学が得意だったのは、先生の話を無視してまで自分の計算式をただただずっと見つめ続けた自分の勉強方法(授業中だけど)にあるとおもってるから。

まあ、いいんだ。私のなぞは解けたんです。

某テレビ番組でとある有名な作家が

「○○さんはこんな気持ちで書いていたんですか?」

と中学入試の長文読解で出された「作者の気持ち」に関して聞かれたとき

「こんなことは考えてもいない」

と言ったとき。テストの○とか×で一喜一憂してるやつらがみんなおろかに思えた瞬間。